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図9 背泳ぎのスティックピクチャー(糸井統選手)
チャーの下には、右手指先、右腰(右大転子)および右足先の軌跡を示す。中村選手および糸井選手の指先の軌跡から、プル重力作は、それぞれの4局面に分類されることがわかる。しかしながら、中村選手の指先の軌跡は「S字」を描いたのに対し、糸井選手のそれはひらがなの「の」のようなかたちとなった。これは、糸井選手のエントリーから第1ダウン・スウィープ局面において、前方に身体が大きく前進しているために、このような軌跡になる。この軌跡は、糸井選手の場合、左手の第2ダウン・スウィープから第2アップ・スウィープにいたる局面において、左手プル動作および左足キックから発揮される推進力が特に大きいために生じるものと思われる。
参考文献
1)Counsilmam J.E.;Competitive Swimming Mamual.Counsilman Co.、Inc.、Indiana(1977)
2)Maglischo E.W.;Swimmimg even faster.Mayfield Publishing Company,California(1993)
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